どうも!そら(@sorazuki)です!
鉄血が最終回意目前で荒ぶっておりますが、、、、シュトヘルも完結目前でございます。切ない。
伊藤悠ロスを今後どうして埋めていったらいいのか。。。
さて、今回は月刊スピリッツ2017年4月号に掲載された、シュトヘル89話「最後の火箭」についてのネタバレ感想を書きます!!
Contents
シュトヘル14巻88話「最後の火箭」内容&あらすじネタバレ感想!
前号までのあらすじ
モンゴルで皇子トルイの影武者として生きることにしたユルール。
その頃シュトヘルはモンゴルから執拗に命を狙われるが、スドーを身体に戻して危機を脱出。
一方ハラバルとメルミはトルイの命を狙うが、視線の先にいるのは影武者のユルール。
狙いを定めんとするところにシュトヘルが乱入し、ハラバルを止めに入った。
そしてメルミの火箭がヴェロニカの檻に着弾。
死を覚悟したヴェロニカを救ったのは、シュトヘルだった。
恐れなど、とうに何処かに置いてきた。
あなたを守れるなら、もう何もいらないー
激しい吹雪のように、今、怒りが大陸を覆っている。
メルミは吹雪の中、火箭を構えて前を睨む。
ハラバルは車は燃えたが女の死体が無かったことに、玉音堂を持って陣の方へ逃げたと考察する。
一方、ユルールは玉音堂とヴェロニカの無事を心配しながらも馬を走らせる。
しかし、そのユルールの前にトルイが前を走ろうとするではないか。
影武者の自分の後ろにいてくれと言うユルールの言葉に、トルイはどこか卑劣になりきれない言葉を発する。
「あの火箭は騎馬をも引き裂き石をも砕く。」
「正面からあたれば人間など四散するぞ。」
トルイはどこか、ヴェロニカの心配が見え隠れした。
しかし、その言葉にはどこか優しさがある。
「・・・どのみに火箭には人ひとりの身体など盾にはならない。」
「おまえの命が惜しくなってきたのも事実ではあるが。」
ユルールはトルイに返す。
「俺は死なない。」
「おれが虚をつき あなたの弾が早ければ。」
「あなたを信じている。」
トルイはユルールに、己が西夏の文字を守ることを信じるのかと問う。
そして、ユルールは信じると答えたのだ。
吹雪の中、一騎の馬にまたがったハラバルとメルミは、正面から向かってくるユルールたちと向き合おうとしていた。
ハラバルはメルミに言う。
「最後の火箭だ。」「その手で殺したければいいと言うまで撃つな。」
メルミは狙いを定める。
正面から来るその男の頭上から鷲が降りてくるのが見えた。
「復讐は終わりだ」
トルイに扮したユルールはそう言い、ハラバルに刀を向ける。
ハラバルは、それがユルールであったのがはじめから分かっていたように、ユルールに告げる。
「文字から祝福を受けたのはおまえのほうだったのだ。」
「こうして おまえが、 身を捨てて 文字への祝福となろうとしたとしても。」
服の襟の合間から見えるハラバルの胸元には、「祝福」という文字が刻まれていた。
ハラバルはユルールを突き飛ばし、本来の目的であるトルイに狙いを定めるようメルミに告げる。
「向こうだ。」「撃て。」
そして、メルミはみる。
かつて、愛した男が自分に弓を構えている姿を。
「ナラン様。」「幽霊・・・」
トルイの放った礫はメルミの腹と頭、そしてハラバルの弓に着弾した。
しかし、ハラバルは倒れながらも、自身の折れた弓に備えられた刃をトルいへと投げる。
その刃は、トルイの左首筋へと深く突き刺さった。
そして、メルミが倒れると同時に、その火箭は放たれた。
トルイを助けようと走るユルールに向かって、その火箭は放たれたのだ。
あぁ。
そして、その火箭からユルールを守るように割って入ったのは、玉音堂を抱えた一人の女だった。
シュトヘルー
シュトヘルは、スドーは、ユルールを守るために、その身と玉音堂を盾にした。
玉音堂は細かく砕け飛んだ。
トルイは死の際に大ハンに抱かれたヴェロニカに手を伸ばして事切れる。
メルミとハラバルも動かない。
そして、文字の未来を望んでくれた人は、ユルールが己の命より大切な玉音堂を砕いて、ユルールを守ったのだ。
自身の命を犠牲にして。
仰向けに倒れたシュトヘルの上には、粉々になった玉音堂が散らばっていた。
ユルールは慟哭する。
そしてその叫びを聞いて、”須道”は目を覚まし飛び起きた。
そこは彼のかつての家であり、右手を伸ばしても掴むものはない。
選ぶしかなかった。
「文字かおまえか。」「ユルール。」
次号、ついに最終話!!!
のこすところ、最終話の1話のみ。シュトヘルはどうやって完結する?
あああああああああああああああああああああ
もうね。泣く所多すぎてしにたい。何回泣かすねん。
トルイ&メルミ&ハラバル死亡のトリプルコンボに現実が受け止めきれないよ!!!
これ、もしかしたらトルイが優しくなって、本当に玉音堂残してくれるかもしれない。。。という淡い希望をもったのです。
今の現代の歴史とは違う結末であってもいいんじゃないかなぐらい思って、希望を抱いて読んでたんです。
ユルールがトルイを信じるのだと言ったから、そういう未来が待っていてもいいんじゃないかと思ったんです。
まさか、トルイがハラバルに殺されると思わなかった。
そして、一番悲しかったのは、メルミがトルイを撃てなかったこと。
この娘の人生ってどんな色をしていたのだろうと思うと、ほんとやりきれない。
大好きな人と瓜二つの容姿をした仇。
その男に弓を向けられて、愛した男だと思って火箭を撃てなかった女の子。
なんなんだろうねぇ。
彼女はあの世でナランに会えたのだろうか。
玉音堂砕けるとかそれってやっぱり西夏の文字は残らないの?現代に戻った須藤はどうなるの?
そして、何より。
欲しいものは未来にしか無いのだと、そう言っていたのだから、文字だけは守り通されると思っていたんです。
なのに、なのに、
まさか、玉音堂が砕けるとは思ってなかった。
ちょっと落ち着いて、「あれ、偽物なんじゃない??」とか思ったけど、須藤の口ぶりを聞くと、本物だった気がするし、そもそも偽物作る時間なかったんじゃないかとか思うし、もうめっちゃショック。。
結局、ユルールは自分だけが生きて、守りたかったものは何一つその手に残らなかった。
なんだよ。。こんなのつらすぎる。
たのむから、、、たのむから最終回いろいろ回収してハッピーエンドを。
みんなの思いが救われる締めくくりを。
お願いだから。
投稿者プロフィール
- 【そらの書き物】の管理人。週刊少年ジャンプを愛読書に、会社員魂を燃やして働いていたけれど、退職して独立し上京。現在は法人化を目指してコツコツやってます。
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