どうも、絵を書くのが好きなこと改めて思い知らされた、そら(@sorazuki)です!
最近はジャンプのネタバレ感想ばかりでしたが、ちょっと気になる漫画があるので紹介&ネタバレさせていただきたく記事書きます。
「シュトヘル」や「重版出来」と同じ雑誌「月刊スピリッツ」で掲載されている「へんなものみっけ!」っていう漫画です。
只今2016年10月27日発売の12月号に2話が掲載されています。
超マイナーだからでしょうか、感想を探しきれなくて、無ければ自分で書く精神で行動しようと思う。
ちなみにシュトヘルのネタバレ記事はこちら
Contents
異色の博物館物語、して、そのテーマは?
まずは、あらすじを公式からいただきましょう。こちらです。
あらすじ誰も知らない博物館の世界へようこそ!
博物館は、展示してるだけじゃなかったの!?
誰もが知っている“博物館”で、“100年後に届く仕事”をしている人たちがいる。
博物館のイメージがひっくりかえる(!?)フレッシュ新連載!市役所から、博物館に出向になった薄井 透は、そこで鳥類研究者の清棲あかりと衝撃的な出会いを果たす。
知られざる博物館の裏側、そして100年後に届く仕事とは…?
「好き!」「知りたい!」それだけで生きるぶっ飛んだ研究者たちとの触れ合いが、今、薄井の心を生まれて初めて熱く突き動かす!
なんというか、めっちゃ好き。
正直に言うと、涙出てきた。
私、この主人公にめちゃくちゃ感情移入できる。
シュトヘル目的でスピリッツ買ったんですが、「へんなものみっけ!」に出会えて本当によかった!
重版出来もですが、仕事を通してどうやって生きていくのかということにスポットが当たっている漫画はとても好きです。
最近、電通の社員の自殺問題とか、すごく胸が苦しくなる話を聞きます。
でも、仕事って、その人の生き方であるものやと思ってるので、やっぱり自分が気持ちを入れて当たれるものであるべきだと思います。
で、この漫画の主人公、「清棲あかり(きよす あかり)さん」。
国道でひかれた死んだカモシカを背負って登場。
いいですね。中々こういう人と出会うこと無いよー
で、恐らく読者目線で彼女と一緒に働いていくであろう、「薄井 透(うすい とおる)さん」。
公務員歴3年の26歳。
ムダを省くのは使命だと働いていて、有能な評価を周りから受けていた(が名前は覚えられていない)彼。
あかりさんの突飛表紙もない行動に巻き込まれていくわけです。
第一話ではカモシカの解剖に無理やり付き合わされます。
ただ、そこで、彼女から「最初に出来た博物館」についての話を聞き、自分がする仕事について考えていきます。
”驚異の部屋”(ヴンダーカンマー)って知ってる?
昔ヨーロッパで珍しい物を集めて作った部屋のこと!
これが後に博物館になってくの!
つまりさ、研究とか抜きに、「面白い」とか「美しい」を集めてたら、
こんあ大きなギフト箱ができちゃったの!
百年後の未来にも届くね!
人の記憶にほとんど残らない僕が、100年後の未来に残るものを作ったのか。
”何を省くか” じゃなくて ”何を残すか” この人のそばなら俺も…
100年後の未来に残るものを作る
こういう、「残す」っていうテーマにやられる人って居ると思うんですが、私ががっつり当てはまっています。
そもそも、私自身が「私が死んでも残るものを作りたい」っていうテーマで働いている人間なので。
私のことを知らない人でも、私が作ったものを知って、そこから何かを感じてもらえば、それは私が生きているということなのだと思ってる。
形あるものはいつかは無くなるけど、人の記憶はつながっていく。
シュトヘルにやられた理由もそこにあったりします。
カラー扉の見開きに、
「好き!」「知りたい!」ただそれだけでいい……
そんな仕事があるのですーーー
って書いてあるけど、実際あかりさんはそれだけで働いてないと思う。
もちろん、「好き、知りたい」っていう気持ちで動いているのはもちろんなんだろうけど、自分が果たすべき役割をちゃんと理解して動いている感じがすごく伝わってきた。
かっけぇなぁ、って素直に思った。
こういう、自分の軸がちゃんとあって、かっこよく働いている人にめっちゃ憧れます。
かっけぇ。
ただいま1話が無料で読めるよ!
こういう粋なはからい良いと思う!
頑張って宣伝したくなるし、ファンレターも出したくなるね!
公式ページはこっち!
http://spi-net.jp/monthly/comic046.html
作者さんの経歴が気になる!
ゴールデンカムイとかもそうだけど、「その知識どこから?」みたいな漫画はとても魅力的です。
今回のあかりさんのカモシカについての見識もとても引き込まれました。
作者の早良 朋(さわら とも)さんはどんな人だろうととても気になりました。
公式ページ見てみると、北海道で野生動物を追いかけながら研究をしていた方だと知り、やっぱり経験したり、体験したり、自分の中にたくさんのことをインプットすることが大事なんだなぁと改めて感じた。
そして、性別もめっちゃ気になる。あかりさんみたいな感じな人ならめっちゃ会ってみたいって思ったし!!!
早良 朋(さわら とも)
福岡市出身。
大学では畜産系を専攻するも、北海道で野生動物を追いかけまわす(研究も多少)。
思い立って上京、アシスタントを経て苦節ウン年後、『へんなものみっけ!』で初掲載&初連載。
「苦節ウン年後」が気になるところではありますが、私はこの18ページの漫画にちょっと救われた気持ちになったので、いつか私もおばあちゃんになる前に、自分の考えだとか世界だとかを物語に出来たらいいなぁと漠然と思います。
第2話も素敵だったので、改めて感想書きたいと思います。
今日はいったんここまでで。
投稿者プロフィール
- 【そらの書き物】の管理人。週刊少年ジャンプを愛読書に、会社員魂を燃やして働いていたけれど、退職して独立し上京。現在は法人化を目指してコツコツやってます。
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