2017マンガ大賞1位【響~小説家になる方法~】内容ネタバレ感想!作者柳本の経歴と性別は?

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本日も「そらの書き物」にお越しいただき、ありがとうございます!そら(@sorazukisora)です!

このブログを初めて1年がたちました。本当に、このブログをやっててよかったと思うことが最近多いです。1年前に比べたら、一つの作品からでもよりたくさんの楽しみ方や読み方ができるようになったのかなぁと思います。

2017マンガ大賞1位【響~小説家になる方法~】内容ネタバレ感想!天才女子高生作家!

読むまでは、タイトルが「小説家になる方法」ということだったので、才能の無い主人公が頑張って小説家を目指してやっていく話かと思っていました。

 

ところが、読み始めて驚きました。

主人公めっちゃ天才。

 

まあ簡単に内容を説明すると、高校1年生の主人公が、特に小説家になりたいわけでもないのに出版社に小説を応募して、その驚くべき才能を見せつけ周りの人が反応して行くと言う物語です。

主人公の「鮎喰 響(あくい ひびき)」がいろんな常識はずれの行動を起こしていくんですけれど、この子は小説に命をかける子なんですよね。

 

主人公は、自分の名前しか書かずに新人賞に応募しました。その小説を偶然読んだ、女性の編集者さんが、とんでもない才能を感じて、なんとか主人公の響(ひびき)と連絡を取ろうと奔走するところから物語は始まります。

 

響はちょっと変わっており、自分の主張を絶対曲げようとしません。

不良に対して一歩も引けを取らず、むしろボールペンで戦おうとするところに、「こいつ、、、ただものじゃない」って思いました。

 

別のベテラン作家さんに対して、面白くないと思ったことは、はっきりと面白くないと言うのはもちろんですし、高校の部活で入部した文芸部の先輩にも言い負けません。

その文芸部の先輩は、有名な作家さんの女でデビューすることになるのですが、その作品に対してもはっきりと面白くないと言いました。けど、それがまたかっこいいんですよね。。。。

 

そして12月15日、響の作品は、なんと芥川賞と直木賞の両方の賞の候補作に選ばれました。

若干15歳の高校生がダブルノミネートされたということに、マスコミも合わせて、響の周りは動いていきます。

 

気に食わないことにはすぐに手が出てしまう響ですが、それでも友情や仁義を大切にする一面が垣間見れることがあり、普通に、この変わった主人公のことが、私は好きになりました。

 

その理由の一つが、かっこいいなって素直に思ってしまう行動が彼女の端々から見えるということです。

もちろん、彼女にはたくさんの欠点があるのですが、天才ってやっぱりこういう人なんかなって自然に思わされる力がありました。

 

新作を出さなくなった作家さんに対して、

「面白い小説が書けなくなって、生きている意味がなくなっても、生きなきゃいけないんだよね・・・大変なんですね・・・その・・・良い余生を・・・」

と、その作家さんを目の前にして言えてしまう根性がやばいと思いました。

 

今回この漫画は、マンガ大賞の1位になったということがきっかけで読むことになりました。

マンガ大賞のノミネート作品の発表があった時に、このマンガ大賞がどうやって選ばれるのか調べました。

マンガ大賞2017の予想一位は約束のネバーランド?過去の大賞と決め方は?

2017.01.25

その中で、マンガ大賞がどうやって生まれて、どういう人達が運営しているのかということを知ったのですが、おそらく、この主人公が、漫画家小説を愛する人たちに、愛されるだろうということがすごく腑に落ちました。

 

この作品が2017年の1位なんやなって言うのにすごく納得しました。

私としては、約束のネバーランドを応援してたんですけどね(笑)こちらの作品の脚本も絵も大好きなんです。

約束のネバーランド原作者白井カイウのインタビュー内容!ネーム作りの秘密とは?

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2017マンガ大賞1位【響~小説家になる方法~】作者の柳本光晴先生は男性?

まあこの作品が小説家を主人公にしているということもあるんですけれども、この作品自体の作者についてとても気になりました。

 

柳本光晴さん。

 

この方の経歴について調べてみました。

 

男性の方で今までに短編作品も出されておられます。

またブログもされておられましたので、ちょこちょこ読ませていただきました。

http://ttt98.jugem.jp/

 

やはり物事の捉え方が、すごくセンスに溢れていると言うか、すごいなーって普通に思いました。

 

ブログを始めて1年が経って、なんとなく文章を書くのが楽しくなって、いろんな作品に出会うのが楽しくなって、毎日の習慣みたいになってきてます。

何か新しい漫画も読みたいなーとか、せっかく実写化するなら原作読んでおきたいなーとか、作品が自分の人生を豊かにするっていう感覚を、なんとなく体感することが最近多いです。

 

今回の響小説家になる方法もう読んでよかったなって思った作品なので、超ざっくりですが記事にしました。

 

他にもたくさん読んでるので、ちょっとずつ感想を書いていきたいと思います。

今回は以上です。

 

私の少年も面白かったです^^

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投稿者プロフィール

そら
【そらの書き物】の管理人。週刊少年ジャンプを愛読書に、会社員魂を燃やして働いていたけれど、退職して独立し上京。現在は法人化を目指してコツコツやってます。