本日も「そらの書き物」にお越しいただき、ありがとうございます!そら(@sorazu)です!
引越しでマジに死にそうですが、どうしても読みたくて、せっかく読んだので感想レビューあげます!
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マンガ大賞2017ノミネート、「私の少年」の内容ネタバレ
2017年1月に、マンガ大賞2017のノミネート作品が発表されました!
その中で気になった作品をちょこちょこ読んでいっている最中です。
「空挺ドラゴン」も早速買って読みました。
そして、今回、「私の少年」の1巻、2巻を読みましたので、ネタバレしながら感想書きます。
主人公は30歳のOL、多和田 聡子(たわだ さとこ)。
職場の同僚に元カレがいるという事以外は、いたって普通のサラリーマンに見える。
彼女は大学のフットサルサークルのときに知り合った彼、椎川(しいかわ)と大学の1年間だけ付き合っていた。
そんな聡子が夜の公園で、ある少年と出会う。少女と間違えるほどに美しい容姿を持つ彼が一人でサッカーボールを蹴っていたことから知り合った2人。
そこから、聡子と少年、早見真修(はやみ ましゅう)の不思議な関係が始まる。
私が説明するより、この動画観たほうが良いと思う。ので、リンク貼りました↑↑
多和田聡子と早見真修の関係は何?オネショタ?
この本を、どういうジャンルにくくったら良いのか私はとてもむずかしいと感じた。
もともとが男性向け雑誌での掲載ということですが、私はどっちかというと、主人公の聡子と年も環境も近いので、そっちに感情移入してしまいます。
ただ、プールに一緒に行くのは無いかなぁ、、、と思ったりしてて読みました。
早見君の家庭環境はとても複雑。
聡子が、早見真修の家庭にどこまで踏み込むのかをとても気にしていましたが、その気持ちはよくわかります。
母親がいないと真修は聡子に告げますが、聡子は何故いないのか聞くに聞けません。
止む終えなく自宅に足を踏み込んだことで、仏壇に飾られた女性の写真を目にすることに繋がりますが、胸がぎゅうううううっとなったのを覚えています。
12歳の真修はとても優しい。
正直、めっちゃ美形の男の子っていう設定はいらなかったんじゃないかなぁと思いますが、サブ担当さんの意向も含め、こっち方向で作ったから評判が上がった作品であることも否めないのでしょう。
とにかく、真修の聡子に対する、裏の無い「あいたかったからです」にやられた。
30歳と、12歳。この関係って何なんだろう。
元カレとのことを引きずって、毎日体温計の音を聞かないと、起きた気がしない生活を送ってる30歳のOLっていうのも、すごく、、、あああああああああああああああってなりますよね。
聡子がどんな思いを持って、基礎体温を測る習慣がついたのかを考えるだけで重たい。。。
今の私には超重たい。。。
が、すごくわかることもあるんだ。。。
今の自分が何をして、何に求められて、何のために立っているのかとか、そういう言葉にできない、ちょっとふわっとした感じの自分に対する疑問。
そんな、人それぞれで、他人には伝えないような、不確かな歪さ。
そんな、形の無いものを、この作品は浮き彫りにしようとしている気がする。
「私の少年」は今後どこに進むの?恋愛?母性?
こういう、今後どういった結末を迎えるのかまったく解らない関係の作品はとてもドキドキしますね。
聡子は真修と過ごす時間が好きだと自覚するけれど、真修に恋心は無いと思う。
自分と素直にしっかり向き合ってくれる人がいることが、彼女にとって、とても嬉しかったんだろうと思う。
聡子の、過去を思い出すときに、それに付随した嫌なことを思い出すようになって怖い気持ちもすごくわかる。
ただ、今後どういう方向に行くのか、正直言うと怖いなぁ。。
年齢差が年齢差なだけにどうなんだろうと思ってしまうわけですが、友人の両親が20歳差なのを知っている身としては、12歳と30歳の18歳差カップルとか、、、、アリなのか????と思ってしまわなくもない。
ただ、友人は父親の方が20歳上なので、逆って私の身近な人には居なくて、ちょっとイメージが沸かない。
今明かされていない内容として、真修の弟である「遼一」君。
弟に「一」を付けることに引っかかっていた聡子ですが、この伏線が今後どのような展開につながるのか気になります。
姿は登場した真修の父についても、他に女がいるのかわからないし、真修に対してどのような感情を持っているのかも明らかにされていません。
ただ、真修の家庭環境について聡子が怒りを抱く気持ちも私はわからなくはないし、真修が幸せに笑って居て欲しいという気持ちもわかる。
ほんと、今後どうなるかわからない。
特に、椎川さんの聡子に対する対応がわけわからなすぎて、どう転ぶのかめちゃくちゃ怖いです。
このマンガがすごい!2017 オトコ編 2位になった理由は?
Amazonのレビュー観てると、やっぱり、「これ、オトコ編じゃなくてオンナ編じゃない???」っていうコメントがチラホラ見受けられました。
正直、私もそう思います。
これ、男性が読んで面白いって思うんかなぁ、、、、、と。
主人公が女性っていうのもあると思うし、、、
ただ、これが連載されている雑誌が「月刊アクション」という雑誌。
ごめんなさい。読んだことなかった。けど、「orangi」が掲載されているのですな。
確かに男性向け雑誌の企画として、もともと性別は逆転で考えられていたということなんでしょうが、これがオトコ編2位というのは疑問だったりします。
男性視点でどのように読まれているのか、むしろ教えていただけたらうれしいです。
もしよかったら、コメント欄好きに使ってください。
公式さんも、これを 機会にとグイグイ売ろうと特集ページ作って気合入ってます!
担当さん方の努力が伺えます!!!
リンク貼っておきますね!
「私の少年」特設ページリンク:http://webaction.jp/watashinoshonen/
マンガ大賞2017の大賞有力候補は「私の少年」な理由は??
まだ、13ノミネート作品中、3作品しか読めてないです。。。。。
本屋さんでの取り上げ方のチェックとかは日々しているのですが、今回は予想が上手くできないです。
ただ、「このマンガがスゴイ!」の受賞作と、「マンガ大賞」の受賞作は、年数のズレはあってもかぶっていることが多いように思えます。
なので、一足早く、2017年のこのマンガがスゴイ!で2位を獲得した「私の少年」が、マンガ大賞も受賞する、、、というのは大いにありえます。
何故かと言うと、、、
このマンガがすごい!の2017オトコ編1位を獲得した「中間管理録トネガワ」が、マンガ大賞2017にはノミネートされていないからです。
受賞発表は3月28日です。
13作品どこまでレビューできるかわかりませんが、ちょこちょこ読んでいく予定です!!
高野 ひと深先生の前作はBL作品?
これめちゃくちゃビックリしました。
Amazonでヒットして、中身が試し読みできたので、どんな作品なのかなーと思ったら、しょっぱなから「んんん?????」って状態でした。
お、おう、、、そっちも描く人なんだ!!!って感じでしたが(笑)
絵もキレイだし、いろんな視点で物語作れるのいいなぁと思います。
いつか、勇気が出たら読みます(笑)
投稿者プロフィール
- 【そらの書き物】の管理人。週刊少年ジャンプを愛読書に、会社員魂を燃やして働いていたけれど、退職して独立し上京。現在は法人化を目指してコツコツやってます。
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