ひよっこの【走れトロイカ】本当の歌詞の意味は?みね子の今後の伏線なのか予測考察!

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本日も「そらの書き物」にお越しいただき、ありがとうございます!そら(@sorazukisora)です!

最近朝のテレビ小説、【ひよっこ】を観るようになりました。とても面白い! 今年から単身赴任することになった父も毎日見ているようで、家族のLINEに父が毎日感想を上げるので私もこれから見ていこうと思います(笑)

で、その中で、みね子達が歌っていた【走れトロイカ】についてとても気になったので、記事にしました。

ロシア民謡走れトロイカの歌詞は?本当は悲しい歌?

初めて【走れトロイカ】を聞きましたが、すごく耳に残りまして、素敵な短調のメロディーに惚れました。

もともとロシア民謡ということで、いろいろ調べるとたくさんの情報がありましたので、メモ程度ですがまとめます。

トロイカとは?ロシア語のままだと金で女をとられた悲しい歌?

「トロイカ」というのは、「3つ組」という意味を持つ言葉だそうですが、こちらの歌では「馬車」のことを指しているようです。

しかも、歌詞がなんと、悲しみに溢れる内容になっているのです。

金持ちに恋人を奪われた哀切を歌っているのです。

こちらの動画を見ておどろきました↑

 

駆けてゆくよ 郵便トロイカが

冬のヴォルガの川辺を

馭者は哀しい歌を口ずさみ

やり場なさげに 首をふる

馭者は哀しい歌を口ずさみ

やり場な下げに 首をふる

 

何を考えていなさる?お若いの

乗り合い客はそっと尋ねる

語っていかぬか 心の重荷を

何がそんなに お前さんを苦しめなさる?

 

おお旦那 ありがたい旦那

去年のことさ 俺はあの子と惚れあったが

そこへ人でなしの韃靼人(タタール人)の地主が

横やり入れて 俺はじっと耐えている

おお旦那

もうじきクリスマスが来て

あの娘は嫁へ行ってしまう

奴が金にもの言わせ輿入れさせた

あの娘に もう幸せな日など無かろうよ

あの娘に もう幸せな日などなかろうよ

 

馭者は沈黙し 鞭を手に

手袋と一緒に ベルトへと押し込む

馬どもよ 止まれ 騒がしいぞ

そう言うと 哀しげに息をついた

馬どもよ 止まれ 騒がしいぞ

そう言うと 哀しげに息をついた

 

何故日本語では陽気な歌詞になったのか?NHKのみんなのうたでも放送?

日本語のでは朗らかなな歌詞になってますよね。

「走れ トロイカ ほがらかに 鈴の音高く」とか、日本語の歌詞だけを聞くと、なんというか、別に女を金でとられてやりきらない気持ちとかわからないですよね。

私は平成生まれなので、ひよっこの舞台である昭和30年代は全然わかりません。

 

ただ、ひよっこを観ながら、いろんな資料を眺めていると、少しずつですがこの時代の素敵なところが少しずつわかってきます。

若者たちが同好会を作って喫茶店で歌を歌い合う「歌声喫茶」というものがどういうものなのかわかりませんが、なんというか、昭和の時代に憧れを持ってしまいます(笑)

 

ともかく、この「トロイカ」の歌詞が、なぜこのような改変が生じたかは諸説あるようです。

この時代、ロシアの民謡や、ロシアで流行っている歌がどちらも「民謡」として日本に入ってきたそうですが、「トロイカ」はロシアの伝統の歌のよう。

この曲に日本語をつけて発表したかった劇団カチューシャが、別の詩につける予定の歌につける歌詞をつけたという説。(あまりにも歌詞が暗すぎてどうにかしたかったから)

日本語訳を誤ってしまった説などがあるらしいです。

こういう歌って他にもあるのでしょうね。でも、国を越えてでも伝わるメロディーっていいですよね。

 

先日「約束のネバーランド」で親子の繋がりを教えてくれたのがとある旋律だったという話に鳥肌立ってました。

約束のネバーランド5巻37話ネタバレ感想!レイはママの実子?イザベラは死ぬの?

2017.05.08

 

 

日本では、NHKの『みんなのうた』でも放送されたそうですし、小学校の音楽の教科書にも掲載されたらしいです。

私は知りませんが「テトリスの曲」でも有名だそうですね。

 

ひよっこ第6週のロシアについての話はみね子の今後の伏線なのか予測考察!

幸子の婚約者・高島雄大がコーラスの指導をしているシーンがとても良かったです。

「まずは歌うこと。働く仲間で一緒に、日々の大変さとかそういうことを忘れて楽しむこと。うまく歌おうなんて思わなくていい。分かります?」

なんかイイなぁって思った。この時代は週休一日制で、仕事がとっても大変だったんだろうなぁって思うけど、私も今週休み無いわぁって思うとよくわからなくなってきた(笑)

 

幸子が恋人と映画についてアメリカとインディアンのことや、ロシア革命のことの話をしていたけれど、この時代ってどいう世論があったのか知りたくなりました。

また改めてまとめたいと思います。

 

坂本九の大ヒット曲「見上げてごらん夜の星を」を歌うのも、知ってる人はめっちゃ懐かしいんやろうなぁ。

 

脚本を書いている岡田恵和さんは「高度経済成長期のエネルギーを描きたい」とも言われていたようなので、確かに、そのころのワクワク感が伝わってきます。

この「ひよっこ」の物語は東京オリンピックが開催された1964年から始まる10年間であると言われています。

みね子は高校3年生の18歳から始まるわけなので、28歳までの10年間が描かれるということで、とてもワクワクしています。

私自身の年齢が挟まっているので楽しみです。

 

朝ドラは、必ずハッピーエンドだと母が言っていたので、特別な女の子ではないかもしれないけれど、働くことが好きで、頑張ることをいとわない、生きていくために働いて、その中に楽しみを見いだせる、そういうみね子を楽しみにしています。

ただ、今回のロシア民謡については、なにかの伏線かな~って思いました。

 

今後みね子にお金の問題が起こるのかなぁと思ったりはします。

お父さんの問題とか、そもそもみね子が働いている工場は大丈夫なのかとか、、、書きたいことはたくさんある!!

けど眠い!!!すみません!!寝ます!!!

 

投稿者プロフィール

そら
【そらの書き物】の管理人。週刊少年ジャンプを愛読書に、会社員魂を燃やして働いていたけれど、退職して独立し上京。現在は法人化を目指してコツコツやってます。