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無限の住人を公開初日の朝一番に一人で観に行ってきました(笑)ので、感想書きます!
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実写映画【無限の住人】の評価&感想レビュー!
正直な所、思ってたより原作に忠実で、なおかつ上手くまとまってたなぁと思います。
冒頭は木村拓哉演じる主人公の万次が、杉咲花演じる凛と出会う52年前から始まります。
で、そこがずっと白黒なんですよね。画面が。
で、思いっきり殺し合いの場面になります。血が赤色で飛び散ったりはしないけど、苦手な人は冒頭から苦手かも。
私としては全然OKなので、もう少しカメラを振らずにどういう殺陣なのかもう少しじっくり観たかったなぁと思います。とにかくカメラのブレとかが多かった印象。観客を引き込みたい意図もあるのかもしれないですが。
衣装なども事前に解っていたので、まずまず問題なく観れました。
木村拓哉の万次の演技はいい感じ?
私は演技について語るのはどうかと思いますが、初っ端の白黒画面のところで、万次は左手(ちょっとうろ覚え)を切り落とされます。その後、万次は時折痙攣するんですが、そこらへんがリアリティがあってすごく良かったです。
漫画とかアニメだとそういうところって中々描かれないと思うので。心臓に刃物ぶっさされて苦しんでる感じとか、中々良かったんじゃないかなと思いました。
あと、京都の寒い中の撮影って事前に知ってたのもあるんですが、ふと息が白くなるときとか観ててイイなぁって思いました。
喋り方についてですが、私はそんなに違和感なかったです。アニメ版があんまりしっくり来てなかったってのもあるかもしれませんが、木村拓哉が万次をやることに大反対の人もいらっしゃったと思いますが、私は全然アリだったんじゃないかなぁと思います。
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ヒロインの凛役杉咲花さんがすごく良かった!!
原作読んでる方ならわかると思うんですけど、無限の住人の主人公万次は、不老不死ですが、最強の男というわけではありません。凛の助けがあってこその一面をたくさん持っていると思います。
というか、原作を読み続けたのは凛ちゃんが好きだったからです。めっちゃ健気というか、すごく私に新しい価値観をくれました。
親の仇を打つということがどのようなことなのか、今の時代では考えられません。ただ、当時、14歳の女の子がどんな気持ちで全てを投げ打って親の仇討ちをしようと決意したのか。
それを長年持ち付ける心っていうのがすごく私にとって未知の世界でした。
ただ、その部分を杉咲花さんがすごく丁寧に表現されていたと思います。
万次に対する返事一つとっても、とても聞き心地のいい声で「はい」と言う様がカッコよかった。というか、これ主人公万次さんじゃなくて凛ちゃんな気がずっとしてました。無限の住人。
凛ちゃんがはじめに万次を用心棒にする際に「私を売る 今ここで」っていうセリフは映画ではなかったんだけど、流れはそのままで、これ脚本書いた人というか、映画のコンセプト作った人すごいと思った。
デートで観るのには全く向いてないし、小さい子供と観に行く映画ではない
闘いに関しては、本当にけっこう原作に忠実。起こる出来事については。 槇絵との闘いはいろいろと省略されたりしているけれど、闘い方のコンセプトはブレてないです。
万次は不死身の体をしているので、自身の手を切り落として、後からくっつけるという事ができます。
実際映画の作中でも、何度も腕がボトボト落ちるし、自分で手首を切り落として危機を脱するというシーンもあるんです。
なので、木村拓哉と杉咲花が主演やし観に行こうかなぁって気持ちで行くのはちょっと違う気がします。
万次と凛は家族のようなお互いを大切にする優しさが垣間見れますが、お涙頂戴物語ではありません。ぶった斬りアクションというのが正しいでしょう。
そして、凛の行動の動機がどうしても敵討ちであることは変わりませんし、母親を乱暴されたというトラウマが何度か見え隠れします。なので初々しい時のデートで観に行ったら気まずくなること間違い無しな気がします。
デートなら美女と野獣に流れると思いますし、実際のところ、初日の朝一番に見に来る人たちを見回してみた所、10代が見当たりませんでした。
というか、20代私ぐらいじゃないか?っていうぐらい、年齢層高めでした。お一人でいらしてるおじさまが目立った印象です。
木村拓哉さんがいろいろな番組で宣伝して、SMAPファンも観に来てるんでしょうが、アクションもの好きじゃない人ははまらないんじゃないかなーと感じました。マイナー受け狙いすぎな気がします。
逆に、血と殺陣と戦闘が好きな人、時代劇が好きな人はけっこうオススメできると思います。
原作ファンの方も、キャラクターの造形っていうよりも世界観を楽しむつもりで観に行ったら良いと思います。音良かったし!
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PG12とは?12歳以下は保護者同伴?
今回、無限の住人には映倫区分による観覧年齢制限がついていました。
無限の住人は【PG12】です。
12歳未満の方は、保護者の助言や指導が必要である作品に区分されます。R指定と違って年齢の確認できるものを提示して許可を得るわけではありません。
PG12
12歳未満(小学生以下)の鑑賞には、成人保護者の助言や指導が適当とされる指定のこと。区分表示マークの色はスカイブルー。Parental Guidance(親の指導・助言)の略号である。
性・暴力・残酷・麻薬などの描写や、ホラー映画など、小学生が真似をする可能性のある映画がこの区分の対象になる。アニメ映画に関しても対象となる。地上波放送の場合、CSとは異なりG指定と同様に扱われるケースが多く、新聞や雑誌の番組表にも「PG12指定」と表記されない。
『仮面ライダー THE NEXT』 / 『ボーイズ・ドント・クライ』 / 『バイオハザード』 / 『フレイルティー 妄執』などは、ほとんどの国でR15+またはR18+相当に指定されたが、日本ではPG12指定となった。また、ビデオ映画(OVAも含む)では、『テディです! TEDDY DEATH』が現在のところ唯一PG12に指定(自主規制)された作品となっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/
今回、無限の住人は、明らかに性描写を示唆するものはありましたが、そのシーン自体は描かれていません。
どちらかというと、腕が飛んだり、体を串刺しにしたり、血を吐いたりする方に対する配慮でしょうか。
しかし、正直なところ、凛の気持ちを考えると、性暴力に対する憤りは切っても切れない部分だと思うので、PG12指定が入っていることには納得しました。
私の大好きなアニメ映画、ストレンヂア 無皇刃譚もPG12で斬りまくってました
やっぱり時代物はいいよなぁと改めて思いました。
今の世の中じゃ考えられない価値観が当たり前のこととしてまかり通っている感じがすごく不思議なんです。
ツッコミどころはありますが、概ね観に行ってよかったと思えた映画でした!
内容ネタバレはこちらからどうぞ
原作の最終回についてはこちらから。映画と凛が天津影久を刺す原動力が少し違います。泣きました。
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凛ちゃんと万次さんの身長差にニヤニヤしました(笑)
投稿者プロフィール
- 【そらの書き物】の管理人。週刊少年ジャンプを愛読書に、会社員魂を燃やして働いていたけれど、退職して独立し上京。現在は法人化を目指してコツコツやってます。
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