トヨタ車CMで原哲夫の北斗の拳とコラボした理由は?登場人物の元ネタは?

スポンサーリンク

本日も「そらの書き物」にお越しいただき、ありがとうございます!そら(@sorazu)です!

本日は先日公開されたCMについて書きます!

TOYOTAのC-HRのCMが原哲夫とコラボ!?

そのCMの動画がこちらです!

めっちゃ楽しいですね。

世紀末を駆け抜けている車はトヨタの新世代プラットフォーム“TNGA”を導入したモデルである「CH-R」

ニュル24h耐久レース参戦も発表されているらしく、たしかに世紀末を駆け抜けられそうなフォルムです。

ちなみにC-HRは”Coupe High Rider”の略。

何故原哲夫がトヨタ車CH-Rを描いたのか?コラボの理由は??

公式ページにはインタビューページもありまして、原哲夫先生のコメントもあります。

その中で『一目で「僕の漫画の世界観だ」と思った』とあります。

C-HRを最初に観た時、サイドの造形にちょっとバギーっぽいパワフルさがあることに加え、スポーツカーのシャープな雰囲気もあって、ひと目で僕の漫画の世界観にマッチしているなと思いました。

トミカ、ストⅡとのコラボもありまして、今回はなんと原哲夫さんとのコラボです。

今後は大友克洋先生とのコラボも予定されており、私の予想ですが、車を購入して欲しい年代の男性方が子供の頃憧れていた世界観を集めているように感じます。

北斗の拳といえば週刊少年ジャンプ誌上で大人気になった有名マンガなので、CM効果も期待されて選ばれたのではないでしょうか?

千葉 繁さんのナレーションがめちゃくちゃクセになります(笑)

北斗の拳のジョーカーや予告ナレーションを思い出した方も多いのではないでしょうか。。。

トヨタCMに登場するザコ悪役キャラは、北斗の拳のジードがモデル?

この悪役は、「北斗の拳」のジードを下敷きにした新キャラだそうです。

キャラデザインに凝っている時は楽しかったと原先生もインタビューで答えられています。

最初は、額の「Z-9」を「C-HR」にしようかとも思ったが、「それじゃ、車が悪役になっちゃうからよくないな」となってZ-9に落ち着いたようです。

車も原哲夫先生本人が描いたの?心の眼で見たものを絵にするその筆力の秘密は?

車が歪んで描かれているのにも意味があります。

そしてなんと、今回は車までも原哲夫先生が執筆したとのこと。

原先生は最近は時代劇中心ですし、車などの背景はアシスタントさんに任せていたので、メインの扱いでラフや下書きまで全てされたのは30年ぶりとのこと。

これを知って、やっぱり、描いて、描いて書きまくってきたという人というのは、すごく深い所で「描く」というのを捉えているのだなぁ。。ということ。

公式ページでインタビューが乗っているのですが、それがめちゃくちゃ勉強になります。

描く際にこだわったのは「漫画表現として、いかにデフォルメするのか」というところです。

ドンと広角で真正面からC-HRを捉えている絵がわかりやすいですが、これは実施の車より少しだけワイドになっていて、ある意味”正しくない”絵です。

ですが、こうすることによって、静止画でも3Dっぽい迫力や動きのリアリティが出る。

そのために、あえてこうしてデフォルメするんです。

ただの画像や情報とは違う対象の本質的な魅力が、それによって伝わることもある。

そういうことができるのが漫画の良さであり、それは実は、20代の頃からずっとこだわっていることでもあるんですよ。

すごい。。。。

私も絵を描くのが好きですが、ちゃんと真面目にパースとか勉強したことがなく、あんまり深いこと考えてなかったなーと反省です。

ちなみに、さきほど上に貼ったスクショは、予告ムービーで見れますので、原哲夫先生のラフ画を楽しむことが出来ます!!

CH-Rが駆け抜けるのは大友克洋の”ネオ東京”??3月27日公開の動画が楽しみすぎる!!

このCMは、トミカ、ストⅡ、原哲夫先生、大友克洋先生の世界観がすべて繋がっています!!

おもちゃ、ゲーム、映画、漫画、アニメの世界を思いっきり突っ走っていく映像は面白い!

私はゲームしないのでストⅡはよくわからないし、トミカも弟が持ってたぐらいの記憶なんですが、それでもワクワクする感じは伝わってきます。

おそらく、コアなファンが観たら、分かる人には超わかる動画になっているんでしょうな^^

 

そして、恐らく昔トミカやストⅡ、北斗の拳、AKIRAが大好きだった少年が、大人になって、集まって、仕事して、それでもって好き勝手できる、そこそこ自分の意思で仕事をハンドリングできるポジションに立ったんだろうなぁ、、、、と思いました。

トヨタも「究極の職権乱用」って言ってますしね。

「今回のコラボにあたり、大友先生がイメージをしたのは、『AKIRA』の舞台でもあった「ネオ東京」。

AKIRA制作時よりも、圧倒的に技術の進化した今、改めて大友先生が思い描く「ネオ東京 2017年版」をC-HRが駆け抜けていく様子を現代の映像技術で創作してもらいました。」

私の個人的な意見としては、日清のFREEDOMみたいな表現でもよかったんじゃないかなぁ、、とは思います。または、がっつりアニメ観たかったなぁ。。。

というか、今回の原哲夫の動画って、神風動画さんのお仕事じゃないんでしょうか。。公式ページみにいったけど、お仕事情報として書かれてなかったので違うのかなぁ。。

アニメジョジョのOPのときから神風動画さん大好きです。

車を持つことに価値を感じさせるためのCM戦略?究極の職権乱用をするトヨタ

最近、車を持つ人減ってますよねぇ。。駐車場代もバカにならないし。。。

弟も最近はバイクに変えようか悩んでいるとよく話します。というか、バイクでヒャッハーしたいだけみたいですが(笑)

ただやっぱり、トヨタの他のCMをみても、車の性能の高さを語るのではなくて、「その車が欲しいとどう思わせるのか」ということを練りに練ってつくられているように感じます。

まぁ、300万近い車を購入して欲しいわけなので、そういう戦略は必須なのでしょう。

トミカもストⅡも、それらが大好きだった世代に対するアプローチだと思いますし。

そして、それらが好きだった人にささる言葉で「この車を持つことで得られるものの価値」を伝えようとしているわけです。

走るなら、自分の道を。

なんだかんだで、好きなものは好き。

かっけぇものはかっこいい。

車を買うわけではないですが、こんなに楽しめるCMが観れることが純粋に嬉しいです(笑)

 

 

投稿者プロフィール

そら
【そらの書き物】の管理人。週刊少年ジャンプを愛読書に、会社員魂を燃やして働いていたけれど、退職して独立し上京。現在は法人化を目指してコツコツやってます。