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2017年の週刊少年ジャンプ14号に掲載された『Dr.STONE』ドクターストーン1話が面白かったので、作者の方々について調べてみました!
1話の内容やネタバレについてはこっちの記事をどうぞ
Contents
Dr.STONE原作「稲垣理一郎」✕作画:「Boichi」はどうやって生まれた?経歴まとめ
原作者「稲垣理一郎」の経歴は?
アイシールド21の原作者として有名な稲垣先生。
気になるのは、アイシールド21の連作が終わった2009年から何してらっしゃったのか、、、というところ。
全然追っかけれてなかったなーと思い、いろいろと調べました。
アイシールド21の連作終了後は2作品の原作をしていたみたい。
KIBA&KIBA(2010年、『週刊少年ジャンプ』30号) 作画:彭傑
心配怪盗 NO FACE(2011年、『週刊ヤングジャンプ』1号)作画:松井勝法
連載終了後のインタビューもみつけたので記載します。
Q・連載が2009年に終了してから3年以上経つが、近況は。
A・今は充電期間。家族と過ごす時間の方が大事。連載中は地獄だったので、できれば当分は休みたい。http://www.47news.jp/sports/turnover/closeup/124554.html
3年は充電していたみたいですね。
ただ、2010年、2011年と原作の読み切りはやっているようなので、まったく仕事をしていなかったわけではなさそうです。
Q・「アイシールド21」を描くまでの経緯は。
A・最初にQBの蛭魔妖一、次にラインの栗田良寛というキャラクターが浮かんだ。
主人公であるRBの小早川瀬那はあくまで読者視点で描いた。だから、蛭魔の言動や行動に作品のテーマががかなり反映されていると思う。
なるほどな!と思いました。
アイシールド21で、蛭魔の人気が高かったのもうなずけます。蛭魔には軸があり、ちょっと普通の人とズレた感じがあるのが大好きでした。
Q・「アイシールド21」で伝えたかったことは何か。
A・「努力すれば必ず報われる、勝てる」という趣旨の漫画にだけはしたくなかった。だから原作も最後は米国に負けて終わっている。どんな世界でも努力や戦略などを超越した「スーパーパワー」が存在すると思う。
アメフトで言えば、NFLのラインマンを間近で見た時にそれを感じた。これは日本が戦略どうこうで勝てる相手ではないなと。
じゃあ、何のために努力するのかというと、その答えは人それぞれだと思う。
作中でも各キャラクターが悩みながらも自分なりの答えを見つけている。
なんというか、私は漫画や映画が好きでいろいろと読みますが、やっぱり「それを作った人の考え方」というのはとても気になります。
アイシールド21は、私が中学生のころから読んでいましたが、自分も運動部だったこともあり、けっこう思い入れの強い作品です。
作者の意思や考え方が顕著に表れるキャラクターには、作者の魅力があるかどうかということも重要なんだなぁと思います。
鬼滅の刃とかも作者さんの性格が主人公に顕著に出ていると思うのでおすすめです。
とにかく、久々の稲垣理一郎先生のジャンプ連載での原作です。楽しみ!!
作画:Boichi先生の経歴は?韓国での活動についても
私はBoichi先生を知らなかったので、Wiki先生にお世話になりました。
Boichi (ぼういち、本名:朴 武直(パク・ムジク、박무직)1973年1月29日 – )は、大韓民国ソウル特別市出身の漫画家。
1993年韓国で「少女漫画」でデビュー。
漫画に活かすため大学では物理学を専攻、演出技術を学ぶため映画専攻の大学院へ進学。
以降は2004年に日本の漫画界でデビュー、『モーニング』、『ヤングキング』といった青・成年誌で漫画作品を発表し続けている。
単純にすごいなー!!!って思いました!
代表作を片っ端からAmazonチェックです!
サンケンロック(1) (ヤングキングコミックス)
日本の高校生が、好きな人を追って韓国に行ってギャングのボスになるという話みたい。
評価を読むと、男性向けの話のようですが普通に表紙かっけぇですね。
私は父の青年誌を読んで小学生時代を過ごしてるので普通に好きだと思う。(小学校3年生ぐらいまではふりがな打ってない漫画は読めなかったけど。)タイミングあえば読んでみたい。
究極宇宙味帝シーザー (GUM COMICS)
評価レビューみて笑いましたww
おかしな方向に突き抜けた、料理ギャグマンガとのことですが、スペースシャトルの噴射炎でチャーハン作ったりするとはどういう描写なのか気になるところです(笑)
Boichi 作品集 HOTEL (モーニング KC)
ちょっと話はそれますが、めっちゃカッコいいレビュー書ける人ってすごいですね!!
すみません、筆圧に感動しすぎて転記させていただきます。
Boichi氏と言えば「サンケンロック」の印象が強く、
個人的にはそこまで注目している作家ではないので本作を買うのにも少し抵抗がありました.しかし、いざ読んでみるとその圧倒的なスケールの世界観と膨大な量の設定に驚かされ、
そして登場人物の巧みな心理描写とラストの大どんでん返しにしばらく放心状態に陥らされました。
これら全てを40ページ程度で収め、読み易い文章と丁寧な構成で完成させる手腕には心底感嘆します。
表題作「HOTEL」では名作映画を凝縮したような密度の濃さを堪能し、
「PRESENT」では夫婦2人の絆に涙が止まらずしばらく泣きっ放しになり、
「すべてはマグロのためだった」では質の高い笑いと二転三転するストーリーに魅了され、
「Stephans」では巧みな伏線と衝撃のラストに度肝を抜かれました。
最後の「Diadem」は圧倒的な画力で描かれたオールカラーの作品で、
14という少ないページ数に壮大な世界観を詰め込み綺麗に畳んだ秀作になっています。
どの作品もそれひとつで映画が作れるんじゃないか?というほど完成度が高いです。最初から最後まで一切の妥協なく作り込まれたハズレなしの短編作品を
5つも収録しているのだから面白くないはずがない!
おまけも星新一氏のショーショートみたいで面白かったですよw
おそらく今年、いや2000年以降に刊行された作品群の中でも文句なしに1位の作品です!
こう言うと作者さんに失礼かもしれませんが、絶版になる前にぜひ手に入れましょう!漫画好きだけではなく全ての人に読んでもらいたい至高の一冊です。
レビュー読んで、さっそくAmazonでポチりました(笑)届いたらまたレビュー書きます!
いーなーこういう魅力の或る説得力のある文章が書ける人!まぁ、私が単純なんだろうけど(笑)
ラキア(1) (モーニング KC) コミック – 2009/7/23
ユーモアも交えながら、キリスト教を題材にした真面目な宗教ファンタジーだそうです。
原作者つきで、「東京爆弾」原作者作品だけあってシリアスな展開が強いということですが、面白そう。
5巻で完結してるので、いつか読みたい。
H・E The HUNT for ENERGY 1 (ヤングジャンプコミックス) コミック – 2012/6/8
世界のエネルギー問題の話?試し読み読んだけど、ただのどこにでもいるサラリーマンじゃない人が、自分のことただのサラリーマンだって言うのが好きです。
普通に読みたい。
ORIGIN(1) (ヤンマガKCスペシャル) コミック – 2017/1/6
試し読み読みました。柄の部分しかない刀を胸に吊るしているのがかっこいい!
レビューを読むと、すんごい戦闘シーンがあるらしく、読んでみたいなぁと思います!
稲垣理一郎とBoichiのタッグは相性がいい?
私はBoichiさんを知らなかったのですが、過去作品を見てみると、SFだったり、ギャグだったり、今回連載が開始した、Dr.STONEドクターストーンの作画に選ばれた意味が解ってきました。
リアリティのある画風と画力。SF要素を描ききる想像力と表現力。
まだ他の作品が手元にないのでわかりませんが、今回のDr.STONEの舞台である、西暦5738年をどう描ききるのかが楽しみです。
また、Boichiさんは、原作無しも原作ありも経験されています。なので、そこらへんも含めてうまく進めば最強のタッグなんじゃないでしょうか。
女の子が可愛くないという意見もあるようですが、魅せ方次第だと思いますし、絵柄よりも魅力的なストーリーがあるかどうかということも重要だと思うので、その点は稲垣先生の腕に期待したいところです。
あーうまく行って欲しいなぁと思う新連載です!!
アンケート良いことを期待してます!!
投稿者プロフィール
- 【そらの書き物】の管理人。週刊少年ジャンプを愛読書に、会社員魂を燃やして働いていたけれど、退職して独立し上京。現在は法人化を目指してコツコツやってます。
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