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進撃の巨人の最新22巻が本日2017年4月7日発売でした!早速購入&読破したのでネタバレ感想書きます!
Contents
進撃の巨人22巻内容&あらすじネタバレ!
グリシャ・イェーガーが遺した3冊の本の内容とは、、、
エルディア帝国の復興
今を遡ること1800年以上昔、
エルディア人の始祖「ユミル・フリッツ」は、「大地の悪魔」と契約し、巨人の力を手に入れた。
巨人の力でユミルは、荒れ地を耕し、道を造り、橋を架け、国を豊かにし、エルディア人に富をもたらした。
エルディア帝国を築いたユミルの力は、死後「九つの巨人」に分けられ、帝国は古代の大国マーレを滅ぼし、大陸の支配者となった。
そして、巨人になる力を持った「ユミルの民」、すなわちエルディア人は、以降およそ1700年間にわたり多民族を弾圧・征服し、民族浄化を続けた。
これらの内容はアニメEDにもなっています。
巨人大戦、マーレによる国家転覆、そしてエルディア人の離散
1700年の後、増長したエルディア帝国はマーレによる内部工作を許し、誘発された内戦の末、弱体化した。
そして、「九つの巨人」の内の「七つ」までを手中に収めたマーレが、100年ほど前の「巨人大戦」に勝利し、エルディアを打倒した。
他の巨人すべてを支配し操ることができる「始祖の巨人」を継承しながらも、戦うことを放棄した145代目エルディア王フリッツは、一部の国民を引き連れて辺境の「パラディ島」に逃れ、築いた”三重の壁”の中に籠もった。
一方、大陸に踏み留まり、取り残されたエルディア人は収容区に隔離され、マーレの圧政下に置かれた。
この圧政下に置かれていた一人が、エレンの父である「グリシャ・イェーガー」
グリシャは妹をマーレに無残に殺されたことから、反マーレ派の『エルディア復権派』として隠れて行動をとっていた。
しかし、彼は自身の息子の告発により妻を失うことになるのである。
エルディア復権派の転記とマーレの戦士
大陸の反体制地下組織「エルディア復権派」は、マーレ政府内に潜む内通者「フクロウ」の補佐のもと、秘密裏に勢力を拡大、壁の中に持ち去られた「始祖の巨人」を”真の王家”の手に取り戻す計画を進めていた。
その中で、島に逃れることを拒んだ”真の王家”の末裔ダイナ・フリッツとグリシャ・イェーガーは結ばれ、息子ジークを授かった。
一方、マーレ政府も「始祖の巨人」奪還を企図し、大陸各地のエルディア人収容区から「マーレの戦士」を募った。
集められたのは、男女を問わず5歳から7歳のユミルの民。
その目的は、マーレ政府管理下にある「七つの巨人」の器に値するものを選別することにあった。
「マーレの戦士」になるべく遣わされたジークは、七つになった頃、両親をマーレ政府に密告。捕らえられたエルディア復権派は、全員「楽園」に送られた・・・・・・。
そして、大いなる悲劇の時が訪れる・・・・・・・・・。
第87話「境界線」フクロウの正体が判明!
グリシャはマーレ政府に尋問され、フクロウの名を明かすことを強要される。
グリシャは両手の指を切り落とされながらも、フクロウの名を知らないため泣き叫ぶことしか出来なかった。
グリシャの尋問の指揮をとる立場である男の顔を見た彼は、子供の頃彼に出会ったことがあることを思い出す。
その指揮官はグリシャが妹と壁の外に出た日に出会った男であった。
グリシャとその仲間たちは、海を渡り、パラディ島の壁の上につれてこられた。”楽園送り”になるのだ。
注射針により、巨人の脊髄液を打たれたエルディア復権派の者たちは、知能を持たない巨人になり、仲間を喰らい、フリッツ王の築いた壁の方向へと走っていく。
グリシャも注射を打たれ、壁から落とされるかと思ったが、彼はある女性を見て大声を張りあげようとした。
グリシャが見たのは、妻のダイナが同じく”楽園送り”にされようとする姿であった。
何故、王家の血をひくダイナまでも殺そうとするのかと口にしようとした彼を止めたのは、先程の尋問を指揮した男だった。
ダイナはどんな姿になってもあなたを探し出すと言い残し、巨人となった。
エレンはこれらのグリシャの記憶を見た。夢から叫び声を上げて飛び起きたエレンは、エレンの母であり、グリシャの後妻であったカルラを喰ったのが、ダイナであったことに涙した。
その涙は果たして、誰の涙であったのだろうか。
自身も楽園送りにされかけているグリシャは言う。「お前だろ・・・15年前・・・俺の妹を犬に食わせたのは・・・」
曹長と呼ばれた男性は語った。エルディア人は人間ではないのだと。
巨人の脊髄液を体内に吸収しただけで巨大な化物になるものを人間と呼べるのかと。
人殺しはエルディア人であり、エルディア復権派は自分たちマーレに何をしようと考えていたのかと。
エルディア帝国がしたように、自分たち以外を淘汰しようとしているのだと。
グリシャが曹長に突き落とされるかとなったその時、逆に曹長を突き落としたのは、尋問を指揮していた副官の男だった。
「俺がフクロウだ。 覚えておけよグリシャ 巨人の力はこうやって使う」
彼は自身の左手をナイフで切り裂き、巨人となった。
第88話「進撃の巨人」エレン・クルーガーの力をグリシャが引き継いだ
当局の兵士が弾を撃ち尽くす頃 巨人となったフクロウは蒸気船を粉々に砕き 海へバラ撒いた
程なくして当局の兵士は皆果実の搾りかすのようになり 海に投げ入れられた
巨人化を解いたフクロウは、大変顔色が悪いまま、「エレン・クルーガー」との名乗った。
彼はグリシャと同じ「ユミルの民」であり、「九つの巨人」の内の一つである「進撃の巨人」の力を宿していると話す。
医者の協力者を得て、マーレ人に成りすまして当局へ潜入していたのだ。
エレン・クルーガーもまた、幼いころに両親をマーレに殺されていた。
彼はマーレへの復讐とエルディアの復権を誓い、マーレに潜入したが、実際にやったことは同胞の指を切り落とし、楽園へ追放し、巨人へ変えることだった。
そして、今、グリシャに語る。自分から「進撃の巨人」を継承して壁内に潜入し、「始祖の巨人」を奪還しろと。
なぜなら「九つの巨人の力」を継承した者は13年で死ぬからだと。エレン・グルーガーには残された時間はなかったのだ。
エレンはこのグリシャが見聞きした記憶を共有していた。
エレンが思い出し口にする内容をエルミンは書き留める。グリシャの手記と、エレンが引き継ぐグリシャの記憶が一致したのだ。
アルミンは残り13年、エレンは残り8年。
ミカサはこのことを必死で否定する。
「九つの巨人」を宿す者が力を継承することなく死んだ場合・・・
巨人の力はそれ以降に誕生するユミルの民の赤子に突如として継承される
それはどれほど距離が離れていようと関係なく 血縁の近親者に関わるものでもない
あたかも「ユミルの民」とは 皆一様に見えない「何か」で繋がっていると考えざるをえない
ある継承者は「道」を見たと言った
目には見えない道だ
巨人を形成する血や骨はその道を通り送られてくる
時には記憶や誰かの意思も同じようにして道を通ってくる
そしてその道はすべて一つの座標で交わる
つまりそれが・・・「始祖の巨人」だ
グリシャは自分が自由を求めた代償の大きさに戦慄し、戦意を失う。しかし、エレン・クルーガーは戦えと言う。
エレン・クルーガーがグリシャを選んだ理由は、彼が壁の外に出たからだという。
「その行いが報われる日まで進み続けるんだ 死んでも 死んだ後も」
「これは お前が始めた物語だろ」
グリシャは差し出された家族写真をもう指の無い手でつかみ、立ち上がった。
グリシャに継承されたのは、自由のために戦った「進撃の巨人」であった。
第89話「会議」エレンが始祖の巨人の力を使うには?
懲罰房に入れられていたエレン達は、予定より早くそこから出されることになる。
トロスト区に来た女王陛下に謁見が決まったからだ。
そのころ女王陛下、ヒストリアの元には1通の手紙が届けられていた。ユミルからである。
その手紙には、彼女が孤児であったが「ユミル」と名乗ることにより崇め立てられ、けなされ、マーレにより楽園送りになったという彼女の歴史が記されていた。
ユミルは巨人となり、60年ほど壁の外をさまよい続けた。そして、「九つの巨人」の力を持つ者を食ったことにより、再び人間としての意識を取り戻したのだ。
その手紙はクリスタと結婚出来ないことが心残りだと締めくくられていた。
兵団は、女王陛下の前で今一度状況を整理するために会議を開いた。
ハンジは語る。調査兵団は多くの犠牲の上に、ウォール・マリアを奪還し、「超大型巨人」の力を奪うことに成功した。
しかし「壁内人類」は極めて危険な状態にあることに変わりはないのだと。
敵は世界なのだと。
手記によれば、壁の内側にいる人類は「エルディア」国の中でも巨人になれる特殊な人種の「ユミルの民」であり、過去に世界を支配していた民族である。
だから世界は「ユミルの民」をこの世から根絶しようと画策している。
「始祖の巨人」は壁の中にあるが、その「始祖の巨人」がマーレの手に渡ればエルディア人は終わりだ。
収容区内の、つまり、大陸に取り残されたエルディア人も用済みとなり殺される。
収容区内でエルディア人が生かされているのは、マーレが彼らを児童殺戮兵器となる「無垢の巨人」として軍事的価値を感じているからに過ぎない。
そのことを壁の王は許すわけはないとグリシャは語るが、エレン・クルーガーは否定する。
壁の王は戦わないのだと。145代目フリッツ王は「始祖の巨人」と「不戦の契り」を交わしたのだと。
壁の王は民を道連れにしてエルディアの滅亡を望み受け入れているのだと。
エレン・クルーガーはグリシャに言う。
「不戦の契り」が何なのかはわからないが もはや民を守らぬ王は王ではない
フリッツの名は名乗っていないだろうが 必ず見つけ出して 臆した王から「始祖の巨人」を取り上げろ
そしてハンジはその「不戦の契り」が何なのかは今の自分達には分かると語る。
「始祖の巨人」がその真価を発揮する条件は王家の血を引く者がその力を宿すこと
しかし王家のちを引く者が「始祖の巨人」を宿しても145代目の王の思想に捕らわれ残される選択肢は自死の道のみとなる
おそらくそれが「不戦の契り」
そして、ハンジは過去にエレンが「無垢の巨人」を操り窮地を逃れたことがある話を持ち出す。
何故エレンは始祖の巨人の力を使えるかもしれないという片鱗を見せたのか。
エレンはあの時を思い返す。あの時は一瞬だけすべてが繋がった気がした。それは、襲ってきた巨人に自身の拳をぶつけた一瞬。
そう、それは、王家の血を引く ダイナ・フリッツである巨人に触れた一瞬だった。
エレンは自分の考えに驚きうつむく。
王家の血を引く者を巨人にしてエレンが接触すれば、「始祖の巨人」の力を扱える可能性があるのではと。
しかし、エレンはヒストリアのことを考え、このことは口にしなかった。
場面はグリシャが巨人になる直前にもどる。
エレン・クルーガーはグリシャに言う。壁の中に入ったら人を愛しろと。
それができなければ繰り返すだけなのだと。同じ歴史を、同じ過ちを。
ミカサやアルミン みんなを救いたいなら 使命を全うしろと
グリシャはミカサとアルミンとは誰のことだとエレン・クルーガーに問う。
「さぁ?わからない 誰の記憶だろう?」
第90話「壁の向こう側へ」
ヒストリアと兵団は、100年前にレイス王が民から奪った記憶を正直に告げると決める。
人類を脅かす人食い巨人の正体は人間であり 我々と同じ祖先を持つ民族「ユミルの民」だった
我々の王は100年前にこの壁を築き
巨人の力で民衆の記憶を改竄し 壁の外の人類は滅亡したと思い込ませた
だが人類は滅んでなどおらず 我々「ユミルの民」をこう呼んでいる 悪魔の民族と
記者は真実を記すのだ。
エレン達は死んだ仲間を弔う式に参加するが、アルミンの命をエルヴィンよりも優先したことをフロックに責められる。
落ち込むアルミンにエレンは言う。
正しい選択なんて、未来は誰にもわからないのだと。
壁の外に広がる世界をまだ知らないと。可能性はいくらでも広がっているのだと。
きっと、壁の外には自由があるのだと。
しかし、その言葉と共にエレンが思い出したのは、壁の外に出たばかりに、無残に犬に殺された、グリシャの妹の成れの果てだった。
エレンはヒストリアより勲章を賜り、手の甲に触れる瞬間、グリシャであろうものの記憶を見る。
そして季節がめぐり、トロスト区の巨大な鎚から巨人を潰す音が聞こえなくなり、ウォール・マリア内の巨人が掃討された。
調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を行った。
そこには巨人がほぼ居らず、彼らは「楽園送り」として巨人にされた場所へとたどり着く。
そして、エレン達は見た。
そこに広がる海を。
エルミンはその塩水に足を漬ける。
「壁の向こうには・・・海があって 海の向こうには 自由がある ずっとそう信じてきた・・・」
「・・・でも違った 海の向こうにいるのは敵だ 何もかも親父の記憶で見たものと同じなんだ・・・」
髪の伸びたエレンは海の向こうを指して言う。
「・・・なぁ? 向こうにいる敵・・・ 全部殺せば ・・・オレ達 自由になれるのか?」
今後ヒストリアは巨人になってエレンの「始祖の巨人」の力を発動させるのか予測考察!
あああああああああああああああああ
今回めっちゃ深すぎて、たぶん何文字かけても語り尽くせないと思うんですが、今後どうなるのかは予測したくて、まとまってないけど書きます。
そもそも、エレンが「始祖の巨人」の力を使える条件がイマイチわかりません。
エレンは王家の血を引く者を巨人にして自分が接触すれば、「始祖の巨人」の力を扱える可能性があるのではと考えたようですが、私はあんまりしっくり来ません。
状況が状況なので、わからなくもないですが、王家の血を引く者が巨人である必要があるのかどうかです。
というのは、この状況でヒストリアを巨人にする必要があるとして話が進むと、けっこう無理が出てくるのでは無いかなぁと思うからです。
ただ、少し気になるのは、アニ・レオンハートの現状です。
もし、アニの力をヒストリアが引き継ぎ九つの巨人の力を手にすることができれば、ヒストリアとエレンの共闘が可能になるのではないか??と予想します!
これ思いついたの自分でもびっくりです!アニの状態がどうなっているのか気になります。
で、ぐぐってみたら、同じこと考えてる人もいて、これはアツいんじゃなかろうか、、と一人滾っていました(笑)
エレン・イェーガーとエレン・グルーガーの関係は?何故アルミンとミカサの名前を?
フクロウを名乗り復権派として活動していたエレン・グルーガーですが、いろいろと謎があります。
そもそも、エレン・クルーガーが進撃の巨人の力を手にしたのがどういう状況だったのか詳しく語られていません。
そして、何よりアルミンとミカサの名前を口にしました。
本作ではエレンが逆行していたり、何度も同じ世界を繰り返しているのではないかと考察されることがありましたが、今回「道」や「座標」というキーワードの話を聞いていると、未来の人間の記憶が、過去の人間の道で交わったのではないか、、、と私は感じました。
「エレン」という同じ名前ですが、エレン・クルーガーには両親の記憶がはっきりとありますし、おそらく同一人物だとは思えません。
クルーガーが13年前にどのようにして進撃の巨人の力を得たのかが判りませんが、彼とエレンは別人だと思います。
すみません、ちょっと一旦タイムアップです。。。仕事だぜ。。。。91話読んでから追記したいと思います!
追記はTwitterでつぶやきますので、よかったらフォローよろしくお願いします! そら(@sorazukisora)
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- 【そらの書き物】の管理人。週刊少年ジャンプを愛読書に、会社員魂を燃やして働いていたけれど、退職して独立し上京。現在は法人化を目指してコツコツやってます。
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