坂井恵理の妊娠17ヶ月!の内容と感想!40歳での出産について27歳の私が思うこと。

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どうも!そら(@sorazuki)です!

坂井恵理さんの「妊娠17ヶ月!」という漫画を購入して読んだので、感想書きたいと思います。

私とこの本との出会い

いっつも週刊少年ジャンプやら、アニメやらの感想をよく書いている私がこの記事を書くのにはいろんな理由があります。

実は妹が妊娠しまして、いろいろとひっちゃかめっちゃかしておりました。
未婚ですし、相手も「その人で大丈夫か、、、」という印象を抱いてしまったため、姉としては超心配です。

私には妊娠経験がないのでとにかくいろんな人の意見が聞きたいなぁと思い、片っ端からAmazonで本を購入しまくりました。

今本棚に入り切らず積んでいいる状態なんですが、少しずつ読んでいっているので、読んだら感想を書いていきたいと思っています。

また、私も結婚を考えて3年つきあった彼氏と別れ、「将来どうしよー」と悩んでいたところなので、いろんな方の実体験を知ることはとても感じることがたくさんありました。

30歳までに子供が欲しいなと思っていましたが、ちょっと予定変更だと腹をくくり、仕事頑張ろうと思っています(笑)

坂井恵理さんの「妊娠17ヶ月!」はとても素敵な本でしたので、紹介も含めて記事書きますね^^

内容:40歳で流産と出産を経験された方の体験記

はじめにこの本についてざっくり説明。

Amazonの本の説明にもありますが、”7ヵ月で死産→再妊娠・出産! 坂井恵理の17ヵ月にわたる長い妊娠期間に起こったこと・考えたこと。セキララに描くコミックエッセイ!”です。

39歳で初めての妊娠を経験した著者が、流産をし、その後、すぐにもう一度妊娠。そして出産についての漫画です。

ご本人の家庭環境についても触れられており、共感できる部分が多かったです。

 

高齢できちゃった婚!の坂井理恵さん。

5年ほど一緒に暮らしている彼氏はいたもののの、寝室別々平日は食事も別の気ままな二人暮らしをしていたとのこと。

お仕事は漫画家さんでもある坂井恵理さん。

坂井さんは子供が欲しくて仕方がなかったわけではなく、できちゃったので結婚する形になったとのこと。

 

最近、私の周りも「内縁の夫です^^」って言う方や、「未婚やで」と言いつつ旦那さんと一緒に住まわれてたり(旦那って言わないのかこの場合)、いろんな家庭の方がいらっしゃいます。

ほんと個々で人生って全然違うんだなぁというのを感じます。

 

社会人になってから、ママさんバレーのチームの応援に行ったことがあるんですが、ママさんバレーのチームは未婚だと25歳以下は試合出場できないルールがあったりします。

そのときに、子供を産んでたら結婚してなくてもOKだったりすることを聞いて、いろんな人が居るんだなぁと知ったのを覚えています。

 

坂井理恵さんが不安の中、「産もう」と素直に思えたことだったり、結婚をどうするか夫さまとやりとりをされた流れとか、私はとてもすっと入ってくる感じで読めました。

 

あと、私は高齢出産についてはとても不安を持っていました。

障害者の労働支援事業をやってる知り合いがいるのですが、高齢出産が理由で障害を持っていらっしゃる方が多いと聞いたことが頭に残っていて、「生むなら20代で!!」という偏見が自分の中にあったことに気づきました。

ここらへんも、自分の勝手な偏見だよなと思い、もっといろいろと本を読んでみようと思い、高齢出産のリスクの本を片っ端から注文入れたところです(笑)

 

坂井理恵さんが39歳で妊娠できた理由と流産を乗り越えられた理由

坂井さんはお母様が子宮筋腫で子宮と卵巣を全摘されていたらしく、ご自身も子宮内膜症を経験されています。

また、ご自身のお父様が全然育児・家事全般に協力的ではなかったことなど、何故自分が「子供をそこまで欲しくなかったのか」ということを今までの経験から描き出されています。

お母様をガンで亡くされている経験から、坂井さんの考え方について書かれているところもあります。

 

坂井さんが39歳で不妊治療もなく妊娠されたことについては、コラムで解説がちょこっとついています。

また、流産について向き合う姿勢もとても感情移入しながら読んで、めっちゃ泣きました。

 

なぜなら私の母親が死んだ時 ワタシは知ったのだ

殺人などは別にして「他人の生き死に関して第三者ができることなど(たとえ医者であっても)ほとんどない」ということを

(中略)

母が死んでから ワタシは ワタシやワタシの大事な人が 今日 突然死ぬこともあるだろうと

常に心の片すみで思いながら生きてきた

 

坂井さんが積み重ねてきた39年という月日があったからこその感じ方や考え方がそこには描かれていて、とっても素敵だなと思いました。

 

「ーーーーと頭でわかっているからつって 悲しくないわけじゃないけどさあ」で一緒に泣いてた。

 

そして、そうかぁ、7ヶ月だったらお葬式になるんだなぁとか、私の妹の子供はちゃんと生まれるんだろうかとか、妹は死んじゃわないだろうかとか、本当にこれから大丈夫なんだろうかとか、たぶん最近いろいろ感情に蓋してたことが一気に出てきちゃってダメでした。

仕事詰め込んで、やりたいことでいっぱいにして、それで今の私はやってるけど、じゃぁ40歳の私はどうしてるんかなぁって考えると、自分のことだけじゃなくて、家族や友達や仕事仲間にもっと感謝してやっていきたいなぁって素直に思う。

なのに、全然足りてない自分がいるようで、ちょっとすぐ泣けます(笑)

 

ユーリ!!! on ICE観ても泣ける!!(笑)

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2016.11.26

泣くことは私にとってはとっても大事なルーティンです。1週間に1回は絶対に思いっきり泣くことにしてます。

っていうことを仕事仲間に話したら、「ふつう、漫画や映画で泣かへんやろ。妹が中学生で死んだけど、そんときでも泣かんかった。」って返答があって、話を聞いたらめっちゃ切なくて、その話でまた私が泣いた(笑)

 

確かに人は選ぶのかもしれない本ですが、絵もとても可愛いし、私はこういうエッセイが大好きです。

実は、こういう本を書くことに憧れている人間なので、私も40歳になったら漫画のエッセイ本だそうと思っております!!(笑)

 

ネタには困らないと思うんだ!

ただ、あまりにもブラックなネタが多すぎて、名前を伏せてさえも書けないこと多いんですが、こういう自分が思ったこと、体験したこと、学んだことをアウトプットすることってとても素敵なことだと思うんです。

それに、この坂井理恵さんの本にとっても元気をもらったので、私もそういうことが出来るようになりたいと思います!

 

とにかく!

私は周りにもっと感謝しようと思った本でした!

 

投稿者プロフィール

そら
【そらの書き物】の管理人。週刊少年ジャンプを愛読書に、会社員魂を燃やして働いていたけれど、退職して独立し上京。現在は法人化を目指してコツコツやってます。